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イギリス・ブリストルの16歳の高校生が、バービー風のドラァグ姿でプロムに参加し、学校や仲間たちから大きな拍手と声援を受けました。パフォーマンスネーム「ESME DOLL」として活動するアルフィー・スミスさんは「自分らしくいる姿を見せることができた」と喜びを語り、LGBTQ+の若者を勇気づける出来事となりました。
情報元:PinkNews, “16-year-old schoolboy attends prom in full drag in bid to inspire others” 2025年7月3日
https://www.thepinknews.com/2025/07/03/16-year-old-schoolboy-attends-prom-in-full-drag-in-bid-to-inspire-others/
ニュースをざっくり整理すると
ブリストルのオーチャード・スクールに通うアルフィー・スミスさん(16歳)は、自身のドラァグキャラクター「ESME DOLL」としてプロムに参加しました。映画『Everybody’s Talking About Jamie』に影響を受け、「自分自身を表現したい」と決意したといいます。
当日はプロム会場へ向かう途中、不安を感じ「なぜドラァグで行くと決めたのか」と迷いもあったそうですが、会場で大きな拍手と声援に迎えられ、その不安はすぐに消えたと話しています。
教師や生徒たちは温かく迎え入れ、アルフィーさんは「みんなから“インスパイアされた”と言われ、とても心強かった」と語りました。さらに映画のモデルとなったジェイミー・キャンベルさん本人からもInstagramで「Wow darling what a vision!(なんて素敵なの!)」とコメントが寄せられています。
今回の出来事を受けて
アルフィーさんは「ドラァグは私の自己発見の大きな助けとなった」と語り、性的指向や自信、自己表現の方法を学ぶことができたとしています。また、「ドラァグは力を与えてくれるものであり、もし自分探しに苦しんでいるなら、一度ドラァグに挑戦してみてほしい」とも呼びかけています。
さらに「トランスの権利が攻撃されている今、学校や地域でトランスの子どもたちを守ることが大切」と訴え、若者への支援を続けてほしいと強調しました。
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